獣医がん学会感想
おはようございます!
まだまだ寒く乾燥した日が続きますね。
インフルエンザも流行っているようなので帰ってきたら手洗いうがいを忘れずに。
さて、前回お伝えしたように獣医がん学会の報告です☆
学会は2日間にわたって行われ、1日目は腫瘍認定医Ⅱ種講習会として、臨床病理学や治療学などを聞いてきました。
2日目は、インターベンショナル腫瘍学の第一人者であるChick Weisse先生による最新の治療方法、例えば尿道腫瘍による尿道閉塞病変に対する尿道ステント術や腫瘍に対する動脈塞栓術、動脈内化学療法といった内容の講演を聞いてきました。
正直、これらの講演を聞いて、獣医学もここまで高度医療化が進んでいるのかという事実に驚きました。
ただ、これだけの事をするには費用面も高額になってくることは容易に想像されるので、伴侶動物を迎えるにあたってのペット保険の整備は益々重要性を増してくると思います。
話が反れました(^^;)
自分にはこのような最先端の治療を行うことはできませんが、そのような医療が今行われ始めていることを知っておけば、いざ必要となったときに紹介も可能ということで、ご提案可能な治療選択肢は増やすことができますね。
今回のがん学会では、新しく学んだ事が多くあったため、それらをこれからの診療にしっかり生かしていきたいと思います。
文責:酒巻