がん学会感想
こんにちは!
先週の土・日お休みを頂いて参加してきたがん学会、あれからもう一週間経つのかと思うと時間の経過は本当にあっという間です。
がん学会は東京のコンベンションホールで行われ、朝9時から夕方6時まで二日間、しっかり勉強してきました。
一日目は前回同様、認定医Ⅱ種試験を受けるための講義を、二日目は今回のメインシンポジウム”頭頸部扁平上皮癌”について学んできました。
”頭頸部”扁平上皮癌と言われると、とても分野が限定されるように感じますが、実は頭頸部と言っても、鼻鏡・鼻腔内・上顎・下顎・耳介・扁桃などできる場所によって腫瘍の挙動が異なっており、治療方法も変わってきます。
基本的に扁桃に出来る扁平上皮癌を除き、転移のリスクは低くしかし浸潤性に増殖する傾向があるため、外科的摘出が出来ない場合は放射線治療や抗がん剤治療などを考慮することになります。
今回はそれらの診断の進め方、治療方法について、詳細な講演をして頂きました。
学会翌日までは沢山のことを学んだと満足していましたが、一日一日を経るごとに記憶が薄れていっているため、診療の合間を見ながら復習をしているところです。
ちなみに・・・、せっかく何年振りかの東京行きであったため、学会後にスカイツリーだけ観光してきて、東京の夜景の凄さを体験してきました!
文責:酒巻